今このページをご覧のあなたは
「歩くと指先がピリピリと痛む」
「出掛けたいのに足が痛くて長時間歩けない」
「くつをかえても痛みが変わらない」などでお悩みではありませんか。
普段の生活の中では必ず歩かなければならず、そのたびに足に痛みがあると動くのも嫌になってしまいますね。
「このままずっと痛かったらどうしよう」と不安になられておられるのかもしれません。
当院でもそんな不安の声をいただき、少しでも何かできないかと考えモートン病について書かせていただきました。
足裏の痛みでお悩みであれば、ぜひ最後までご覧ください。
モートン病とは
靴や姿勢不良での歩行により、足の裏の神経が圧迫されて炎症を起こしている状態です。痛みは主に中指と薬指(第3・4趾)におこります。
どんな人に起こりやすいの?
医学的には20〜50歳の女性に多いとされています。ハイヒールやかかとの高い靴なども原因となります。
モートン病の特徴
○歩いているときに釘を刺したような痛み・痺れがある
○靴を脱ぐと痛みがラクになる
○足裏の付け根にしこりがある
○足裏のしこりを叩くと指先まで痛みがひびく
放っておくとどうなるの?
モートン病は神経の炎症が原因です。そのため、放置してしまうと炎症が慢性化し、神経が変性することで肥厚(太く)してしまい痛みがひどくなります。
そうなると日常生活に支障が出てしまうため、手術の適応となることもあります。
モートン病の治療
○足底板
足の裏のアライメント(型)を整えて、神経への負担を減らします。
○アイシング
神経の炎症出るため、アイシングを行い炎症を抑える。
○履き物を替える
足先の窮屈なものを避けて、足底への負担を減らします。
○リハビリ
足の「使い方」を見直すことで歩行時の負担を減らします。
○手術
原因となっている神経の切除を行います。
当院でのモートン病の治療
当院では、モートン病の痛みの原因となっている足底のアーチだけでなく、それを引き起こしている姿勢にも着目します。姿勢を整えることで足への負担を減らし、モートン病を改善へと導きます。
普段の生活で、モートン病の症状をやわらげるための簡単なセルフケアもお伝えしております。
違和感を感じたらすぐに対処を
モートン病は最初から激痛になることはほぼありません。そのため、つい放置しがちになってしまいます。状態が悪くなってしまうと手術になることもあるため、早く治療をされてみてはいかがでしょうか。
柔道整復師・鍼灸師 山田祥二
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