こむら返りをやわらげるポイント

このようなご相談をいただきました

先日患者様より「こむら返りになってしまい、ストレッチしたら歩くのも痛くなってしまった。」とご相談をいただきました。足の状態を見させていただくと、肉離れのような状態になられていて歩くことがつらそうでした。

こむら返りになってしまったときについストレッチしてしまいますよね。実は、他にもこむら返りをやわらげるポイントがあります。もしかするとそちらの方法が合う方もおられるのではないかと考え、今回書かせていただきました。

お時間のある時にぜひご覧いただければ幸いです。

・朝起きて伸びをしたとき

・夜中寝ているとき

・スポーツの途中　などが多いです。ぐっすり寝ていたのにこむら返りで飛び起きた。スポーツ中に大切な場面でこむら返りになってしまった時ほどつらいことはないですね。

足の冷え

むくみ

筋疲労

水分（ミネラル）不足　などです。

こむら返りは筋肉がとてもかたくなり、ケイレンをおこしている状態です。そのため、ストレッチをして無理に伸ばしてしまうと筋肉を痛めてしまうことがあります。できるようであれば、少し落ち着いてから徐々に行うと効果的です。

もし、こむら返りになってしまった時は次の対処法をお伝えしますので、お試しください。

①痛みのあるところ（筋肉かかたくなっているところ）を両手で全体的に圧迫します

②強く、しっかりと押さえてください

③痛みが落ち着くまでしっかりと圧迫してください

そうすることで、痛みを早く引かせることができます。その後にストレッチを行うことで、筋肉を傷める心配もなくなります。

もしこむら返りをやわらげるポイントのやり方がわからない、試してみても痛みが続くようであれば一度ご相談ください。

繰り返すこむら返りは他に原因があるかもしれません。そんな時は無理をせず、医療機関を受診してくださいね。

柔道整復師・鍼灸師　山田祥二