体をひねった時の腰痛を改善させる方法
前回は立ち仕事での腰痛を改善させる方法をお伝えしました。今回はひねり動作で起こる腰痛についてご説明し、改善させる3つのポイントをお伝えします。
お時間のある時にぜひご覧ください。
痛む動作で腰痛の原因が違うの?
腰痛はどんな動作でも痛くなりそうなイメージですよね。ぎっくり腰ですと、痛みが強すぎてわかりにくいこともしばしばあります。慢性的な腰痛はどうなんでしょうか?
実は、慢性的な腰痛は特定の動きだけがつらいと感じる方が多いと言われています。
ひねり動作での腰痛の特徴
「朝起き上がるときに腰が痛い」
「振り向く動作がつらい」
「車から降りる時に腰がつらい」など、日常で体をひねる動作は多いです。前かがみや反った時だけでなく、体をひねった時の腰痛もつらいですね。腰に痛みあがあることで、仕事や趣味を楽しめないとご相談をうけることもあります。
体をひねった時だけつらい腰痛。その原因
前かがみや反った時は腰が痛くないと感じられている方もおられると思います。
実は、腰のまわりには沢山の筋肉があります。(名前は割愛いたします)そのため、前かがみや後ろに反った時、体をひねる動作で使う筋肉は違ってきます。あなたがひねった時だけ腰がつらいと感じられるのは間違いではありませんのでご安心ください。
ひねる向きと痛みを感じる方向でストレッチがかわります。以下を参考にしてください。
ひねる動作で左右どちらに痛みを感じますか?
体を右にひねった時
→右の腰が痛い【①のストレッチ】
→左の腰が痛い【②のストレッチ】
体を左にひねった時
→右の腰が痛い【①のストレッチ】
→左の腰が痛い【②のストレッチ】
いかがでしょうか。ひねった時に痛みの出る向きと方向がわかったら、3つのポイントをお試しください。
腰痛を改善させる3つのポイント
1.床に座った姿勢で足を伸ばします。
2.①の場合 左足を右足の上にクロスさせて、体を左にひねります(30秒)
②の場合 右足を左足の上にクロスさせて、体を右に捻ります(30秒)
3.ひねる時に腰はリラックスして、肘でひざを押すようにしてください。
仕事の合間やお風呂上りに3回ほど行っていただくと効果的です。
焦らずゆっくりお試しください
この腰痛はひねる動作と痛みのでる方向が難しいので、ゆっくり確認しながら行ってください。そして、3つのポイントを試してみても腰がつらくてお困りであれば一度ご相談ください。
体がまわりにくければ、関節に引っ掛かりや他に悪さをしている筋肉があるかもしれません。当院では整体や鍼灸にて動きを根本から変える治療を行っております。
柔道整復師・鍼灸師 山田祥二
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