先日「スポーツで怪我をした時に最初にした方がいいのは、湿布かアイシングどっちがいいんですか?」とご質問をいただきました。
結論から述べますと「アイシング」です。
では、湿布とアイシングは何が違うのでしょうか?
私も昔は「湿布とアイシングって同じでしょ?」と思っていたこともありました。
でも、イメージすることで違いがわかるようになりました。
イメージしてみてください。缶コーヒーを冷やすにはどうすればいいでしょうか?
・冷湿布を貼る?
・アイシングする?
答えはアイシングです。缶コーヒーに冷湿布を貼っても冷えません。なぜならば、冷湿布には冷たく感じる成分のメントールが含まれているので冷やすと錯覚してしまいます。ですが冷やす効果はありません。(温湿布にもカプサイシンが入っているだけで温める効果はありません。)
ですので、捻挫や打撲、肉離れになった時はアイシングをしてください。冷やすことでことで重症化を防ぎ、早期回復が望めます。
アイシングの仕方は氷のうやビニール袋に氷と水を入れて冷やします。アイシングの時間は20分程度にしてください。
保冷剤を使う際は凍傷予防のため、タオルを巻いてください。
ケガをして30分以内に行うと効果的です。
もしアイシングと湿布でお悩みの方の参考になれば幸いです。
柔道整復師・鍼灸師 山田祥二
やまだ鍼灸整骨院077-543-5033住所
〒520-2152
滋賀県大津市月輪5丁目16-6
受付時間
月火木金 9:00~20:30
水土 9:00~13:30
日、祝 休診
コメント