以前ひざを痛めておられる患者様で「歩いているとひざが”カクン”となる」とお悩みのご相談をいただきました。
歩いているとき、急に膝が”カクン””ガクン”となるとビックリしますね。このような症状が続くと不安を感じられる方もおられるのではないでしょうか。今回はひざの”カクン”について書きました。ぜひご覧ください。
ひざの”カクン”
ひざが”カクン”となることを「ひざくずれ」「ひざ折れ」「ひざカックン」と表現されます。なぜこのようなことが起こるのでしょうか。
ひざが”カクン”となる原因
ひざの靭帯損傷や半月板損傷、変形性ひざ関節症や運動不足で日常での生活で動く量が減ってしまうと足(太もも)の筋肉が弱くなってしまいます。そうなると、ひざを支えることができなくなり”カクン”とくずれるような症状を引き起こします。
ではどのように対処すればいいのでしょうか。
ひざの”カクン”を改善させるポイント
◯太もも(大腿四頭筋トレーニング)
手順1:イスにまっすぐに座ります
手順2:片足を上に上げます(写真は右足)
手順3:手で太ももがかたくなっていることを確認し、10秒キープしておろします。まずは5回からはじめてください
このトレーニングのポイント
・体が後ろに倒れないように注意しましょう。
・太ももをさわると筋肉が意識できて効果的です。
・両足行ってください。
このポイントを行うことで、ひざが安定し”カクン”を改善させることができます。
注意点
ひざの腫れがひどく曲げ伸ばししづらい、痛みが強い、痺れがある、力が抜けてしまう場合は他に原因がある場合がありますので、早めに受診してください。
柔道整復師・鍼灸師 山田祥二
やまだ鍼灸整骨院077-543-5033住所
〒520-2152
滋賀県大津市月輪5丁目16-6
受付時間
月火木金 9:00~20:30
水土 9:00~13:30
日、祝 休診
コメント