先週患者様より「梅雨の時期にいつもギックリ腰になってしまうんです。気をつけることってありませんか?」とご相談をいただきました。
5月からは梅雨の時期です。今回は梅雨の時期におおいぎっくり腰について、原因と対策を書きました。ぜひご覧ください。
何で梅雨の時期にぎっくり腰になるの?
梅雨の時期は気圧の変動が大きく影響します。気圧の急激な変動により、自律神経がみだれます。自律神経がみだれると筋肉が緊張してかたくなってしまいます。そして、朝起きる時や、顔を洗う時、かがんだ時にぎっくり腰を引き起こします。
ぎっくり腰になりやすい人
○冷え性
○慢性的に疲れやストレスがある
○寝不足 などです。どれも筋肉をかたくしてしまうので、これに気圧の変動があわさるとぎっくり腰になる危険性が高くなります。
梅雨の時期になりやすいギックリ腰で気を付けるポイント
①腰を温める
体の外から
カイロや腹巻などで温めましょう。蒸し暑い夜は薄着になって腰やお腹を冷やしがちになってしまうので気をつけてください。
体の中から
冷えた食べ物、飲み物は胃腸を冷やします。胃腸が冷えることで周囲の血流の流れが悪くなり、腰まで冷えてしまいます。そのため、梅雨の時期はスープやホットココアなど温かい飲み物を飲胃腸の冷えを防ぐことができます。
②散歩やストレッチをする
梅雨の時期、雨が多いと体をうごかす時間も減ってしまいます。そうなると、筋肉がかたくなり、ぎっくり腰を引き起こす原因になることも。梅雨のあいまに20分程度散歩をしたり、自宅でストレッチをすることでかたくなった筋肉をうごかすことで、ぎっくり腰を予防することができます。疲れやストレスにも効果的です。
③しっかりと寝る
睡眠不足になると自律神経がみだれて筋肉がかたくなってしまいます。注意力も落ちてしまい、ふとしたことで腰を痛めてしまうことも。なるべく早く寝ることで、自律神経を安定させて筋肉をかたくさせないようにしましょう。
それでもぎっくり腰になってしまったら
気をつけていてもぎっくり腰になってしまうことはあります。そんなときは早期治療することで、早期改善することができます。ぎっくり腰には鍼灸治療がとても効果的ですので、もしぎっくり腰になってしまってお悩みであれば、一度ご連絡ください。
柔道整復師・鍼灸師 山田祥二
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