保冷剤で凍傷にならないために

院長ブログ

先日、アイシングで凍傷になられてしまった患者様がおられました。保冷剤でアイシングされていて凍傷になられたそうです。凍傷になってしまうと痛みやかゆみが出ておつらいと思います。今回は凍傷になってしまう原因と凍傷にならない保冷剤の使い方をお伝えします。ぜひご覧ください。

氷と保冷剤の違いって?

氷は水ですが、保冷剤はおむつの中の素材で使用されているゲル状の高吸収ポリマーでできています。

保冷剤はゲル状の素材により、氷よりも長時間冷却効果があります。

ヒフが凍傷になる温度

ヒフは15℃以下になると傷害されはじめます。−4℃になると凍傷が起こるとされています。

0℃でも長時間冷やされることにより凍傷が引き起こされます。

実は、氷でも保冷剤でも長時間冷やしすぎると凍傷になる危険性はあるのです。ですが、氷の場合は直接冷やすことがない、とけるスピードもはやいため凍傷になりにくいと言われています。

保冷剤を使ってアイシングする場合

保冷剤を使用する場合はタオルに包んでください。最初は冷たさを感じにくいかもしれませんが、徐々に冷えてきます。

直接あてると凍傷になる危険性があるので注意してください。

20分冷やして30分休憩を2~3回行うと効果的です。

凍傷になりやすい部分

◯手先や足先の心臓より遠い部分

◯耳や鼻、顔

凍傷の症状

◯ヒフがチクチクと針を刺したような感じになる。

◯じんじんした痛みの後に何も感じなくなる。

◯ヒフが白色っぽくなる(初期)

凍傷になってしまった時にやるべきこと

凍傷になった時はまず、ぬるま湯で温めてください。38〜40℃がオススメです。15〜30分ほど温めてください。急に温めると激しい痛みやうずきをおこすことがあるので注意してくださいね。

凍傷になった時にやってはいけないこと

◯凍傷になっているところをマッサージする

◯水泡をやぶる

◯温湿布を貼る

◯急に高い温度であたためる

凍傷かな?と思ったら

凍傷かな?と思ったらすぐに医療機関を受診してください。皮膚科で早期に診断、処置することで治りやすくなるはずです。

柔道整復師・鍼灸師 山田祥二

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