
はじめに
先日患者さまより「最近頭痛が出にくくなりました。頭痛薬は持ち歩いてますが、ここ一月は飲んでいません。」とお喜びの声をいただきました。
このようなご報告をいただけると嬉しいですね。
初めて来られたときは「週に5回ほど頭痛薬を飲んでいる」「いつ頭痛が来るかわからず、もし頭痛になれば何も手につかなくなってしまう」と不安を抱えておられました。
頭痛が急に起こると何も手につかなくなってしまいますね。本当におつらいと思います。
今回、他にも頭痛でお悩みの方がおられるのではないかと考え、ブログを書かせていただきました。
ぜひお時間のある時にご覧いただければ幸いです。
頭痛が起こる原因

当院に頭痛でこられる患者様は、頭痛だけでなく首や肩の”コリ”を訴えられることも多いです。実際に皆さんの首や肩を触らせていただくと”コリ”がありました。
そして、”コリ”に鍼灸や整体の治療を行うと頭痛が解消されるケースがたくさんあり「肩や首の”コリ”と頭痛には関わりがあるんじゃないだろうか。」と考えました。
※その他にも頭痛を起こす原因はありますので、まずは問診や検査で見極めます。
なぜ”コリ”で頭痛が起こるのか

首や肩の”コリ”で頭痛が起こる理由を例えてみました。
まず、ビニールホースをイメージしてみてください。
ビニールホースをねじってみましょう。ねじれた部分は固くなり、水を流してみてもうまく流れませんよね。体で言うと”ねじれて固くなった部分=コリ”のある部分です。
そうなると、頭にうまく血液が流れません。血液は酸素も運んでいるので、頭に酸素が行き渡らず疲労がたまりやすくなります。酸欠状態ですね。その結果頭痛を引き起こしてしまうのです。要はねじれたホースを元の状態に戻してあげることが大切なんですね。
では、どうすればいいのでしょうか?
頭痛を解消させるためにおすすめのポイント
腕を動かす

デスクワークや家事、育児などおなじ姿勢を取り続けると、先ほどのホースのように体がねじれた状態になってしまいます。そのため、ねじれが長い時間続かないように、定期的に腕や肩を動かしてください。
方法は簡単です。腕を上に上げて”伸び”をしてみたり、腕を回すだけで大丈夫です。
難しいストレッチを長時間行うよりも、まず腕を上にあげたり回したりしてみてください。腕を軽く動かすだけでも首や肩の”コリ”がほぐれ血の巡りが良くなり、体の隅々まで酸素が行き届きます。酸欠状態が解消されると、頭痛を改善していきます。
当院でも「伸びをするようになただけでも頭痛が減りました!」とお喜びの声をいただくこともあります。
深呼吸する

ゆっくり大きく深呼吸してみてください。深呼吸することでさらに血の巡りが良くなり、全身まで酸素が行き渡ります。腕を動かす運動と組み合わせることで、頭痛の改善にとても効果的です。
眠たい時も体が酸欠の状態になっていることもあるので、深呼吸することでスッキリするのでおすすめです。
30分に一度、大きく5回ほど深呼吸していただくと効果的です。
実際、これらのポイントを続けていただいた患者様に「頭痛になりにくくなった」「頭痛薬を飲む回数が減った」とお話しいただけました。
まとめ
頭痛の原因は首や肩の”コリ”が原因で体が酸欠になっているために起こることが多いです。ですので、先ほどお伝えしたポイントをお試しください。個人により効果は違いますが、当院にこられている患者さまは1ヶ月程度で効果を実感されてきたそうです。
もしお伝えしたポイントを試してみても効果を感じられなければ、我慢せずにご相談ください。
このブログが頭痛でお悩みの方のお役に立れば幸いです。
柔道整復師・鍼灸師 山田祥二
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