マッサージをすると悪化する肩こりに効果的なポイント

以前「肩こりにマッサージをしても改善しない。むしろ悪化する場合がある」というニュースがありました。


そんなニュースを聞くと「そんなこと本当にあるの?」と不安に思われるかもしれません。

このニュースが全てではありませんが、実際に当院でも「マッサージをしていて余計に肩こりがひどくなった」や「頭痛までしてきた」とお悩みの声をいただくこともありました。

では、なぜ自分でマッサージ をしてしまうと悪化してしまうのでしょうか?

今回は、そんな疑問について肩こりを改善させるポイントとともにブログを書かせていただきました。

お時間のある時にご覧いただければ幸いです。

肩こりにマッサージをしても改善しない、むしろ悪化してしまう理由

肩こりにマッサージをしても改善しない、むしろ悪化してしまう理由は『姿勢』にあります。

肩こりを引き起こす原因は姿勢やストレス、運動不足や眼精疲労などがあります。その中でも特に多いのが「姿勢」です。

近年ではパソコンやスマホ、タブレットなどが急速に普及してきました。小型化したゲーム機もとても流行りましたね。

外に出てみると電車や公園、喫茶店でスマホやゲームをしている人がとてもたくさん見受けられます。

その姿を見てみると「前かがみ姿勢」になってしまっている方がとても多く見受けられます。お仕事でパソコンを使っている時も、つい集中してしまうと画面をのぞき込んでしまっていることもしばしば。

そして、長い時間前ががみ姿勢であればあるほど肩がこりやすくなってきてしまいます。

では、前かがみ姿勢になるとなぜ肩こりになるのでしょうか?

肩こりと前かがみ姿勢

実は人の頭の重さは4〜6kgあり、なんとボウリングのボールの重さと同じです。それを細い首が支えていて、頭が前に出る前かがみ姿勢になると、頭を支えようと首の筋肉が頑張ります。

それが続くとどんどん筋肉は疲労を起こしてかたくなり、肩こりを引き起こします。

「じゃあマッサージをしたら大丈夫なんじゃないの?」と思いますよね。ですが、かたくなってしまった筋肉を頑張っておさえたり、伸ばしたりすると筋肉はそれに反発しようとしてもっとかたくなってしまうのです。

そして、前かがみ姿勢でマッサージをしても、頭を一生懸命ささえている筋肉はゆるむどころか余計にかたくなってしまいます。

ですので、前かがみの姿勢をととのえて、頑張らずにゆっくりストレッチをしてあげる方が筋肉はゆるみやすくなります。

そうすることで筋肉への血流が良くなり、適度な刺激で肩こりをやわらげることができます。

もし、マッサージ をしていて「すぐにかたくなってしまう気がする」「よけいに肩こりがキツくなった」と感じておられたなら、一度休憩して次の3つのポイントをお試しください。

マッサージをせずに肩こりを改善させるポイント

今回は左の肩こりにアプローチしています。右をゆるめたい方は説明と反対に行ってください。

ポイント①座ったまま背中をまっすぐに伸ばします。

ポイント②左手を腰の後ろにまわします。

ポイント③右手で左肩をおさえて

そのまま頭を右斜め前にゆっくり倒します。(この状態で30秒キープ)

強さはリラックスして、気持ちよく感じる程度がベストです。

肩こりを感じられているときや、仕事の合間や家事が一段落したときにもやってみてください。ゆるめたい側の手を後ろにまわし胸を張ることで、背中がまっすぐになり首から肩にかけての筋肉がゆるみやすくなります。

最後に

いかがでしたでしょうか。

今回のニュースに関しては、全てが効果がないわけではありません。ですが、マッサージをすることで効果がなかったり、悪化してしまうケースがあるのも事実です。

ですので、「肩こりにマッサージが合わない、不安がある」と感じられたのであれば、ぜひ一度マッサージをせずに肩こりを改善させるポイントを一週間ほど続けて試してみてください。それでもあまり効果が感じられない場合は他に原因があるのかもしれません。

そんな時は、一度ご相談ください。

このブログが肩こりでお悩みの方のお力になれれば幸いです。

柔道整復師・鍼灸師 山田祥二

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