こちらをご覧のあなたは
・くしゃみ
・鼻水
・目のかゆみ
・鼻のかゆみ
・涙目 などでお悩みなのでしょうか。
そろそろ花粉症のシーズン到来ですね。
ニュースでも『10年間で最大の花粉が飛散する』とのことでした。そんな情報を聞いてしまったら「花粉がおさまるまで家に引きこもっていようか」と思われるかもしれません。
こんにちは、滋賀県大津市でやまだ鍼灸整骨院を開業しております山田祥二です。
当院でもちらほら花粉症でお悩みの患者さんが増えてきました。かく言う私も花粉症で悩んでいた一人です。
花粉症があることで、家事や仕事に集中できなかったり、学生さんでは授業中に鼻水やくしゃみが出てつらかったりしますよね。あまりひどくなると外出するのが億劫になってしまいます。
今回はそんな方に今からできる花粉症対策と、花粉症になってしまった時にできること、当院の花粉症の治療について書かせていただきました。
もし花粉症でお悩みであれば、お時間のある時にご覧ください。
花粉症とは
花粉症とは、スギやヒノキ、ブタクサなど植物の花粉が原因となって、鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどを引き起こすアレルギー反応のことです。
花粉が目や鼻に入ってくると、それを異物とみなし排除するために体内で抗体(IgE)が作られます。何度も花粉を吸い込むことで、その抗体(IgE)が体内に蓄積され、許容量を超えたときにアレルギー反応として肥満細胞からヒスタミンやロイコトリエンなどが放出され炎症を誘発、花粉症を発症します。
同じ環境で生活していても、花粉症になる人と、ならない人の差は体内で免疫の抗体(IgE)ができやすいかどうかの差です。
体質的に抗体(IgE)が作られにくい人ほど、花粉症になりにくくなります。
現在、日本人で4人に一人がスギ花粉症があると言われています。
2〜3月は花粉症のピーク
スギ花粉のピーク、実は2〜3月頃です。そのあとにヒノキ花粉が飛散するため、5月のゴールデンウィークまでは花粉症に悩まされてしまいます。
日によって花粉が飛びやすい日があります。
・雨の後
・湿度が低い日
・風の強い日
・気温が高い日 など。
最近ではインターネットで毎日花粉の飛散予報を確認することもできます。
今からできる花粉症対策
・睡眠をしっかりとる
睡眠が不足してしまうと、ホルモンのバランスがくずれたりして免疫が下がります。そうなることで花粉症の症状が強く出てしまうことも。花粉症の症状が出てしまった時も、鼻水、鼻詰まりなので睡眠不足になってしまうので、花粉が飛散する前から睡眠をしっかりとってみてください。
・腸内環境を整える
ヨーグルトや納豆などの発酵食品を取ることで腸内感情が整います。腸内環境が整うことで花粉症になりにくくなったり、症状が抑えられるとのこと。今から腸内環境を整えることで、花粉症対策になります。
花粉症の症状が出てしまったら
・目を冷たいタオルで冷やす
目のかゆみ、実は目の周りに微細な炎症が起こっています。なので、かゆみがつらいときには冷水で濡らしたタオルを目の上に置きます。そうすることで、炎症を抑え、かゆみをやわらげることができます。
・マスクをつける
鼻やのどが乾燥すると、炎症が起こりやすくなります。マスクをすることで、鼻やのどの乾燥を防ぎ、炎症を抑えることができます。最近ではマスクの中に入れる保湿シートもあるので、うまく利用して乾燥を防ぎましょう。
・アレルギー薬を飲む
花粉症の方であればほとんどの方がお薬を飲まれていると思います。花粉症はアレルギーによるものなので、その原因物質の働きを抑えることで花粉症の症状を抑えることができます。
当院での花粉症治療について
当院では花粉症に鍼治療を行います。
『鍼って花粉症に効果があるの?』と思われるかもしれません。
結論から申しますと、「花粉症に鍼治療は効果的」です。
実は、花粉症の症状は自律神経の機能異常が関係しています。
自律神経は「交感神経(こうかんしんけい)」と「副交感神経(ふくこうかんしんけい)」からなり、お互いにバランスを保っています。
ですが、花粉により体内で免疫反応が出ると、副交感神経が強く働き鼻水や鼻閉を引き起こします。
当院では、この強く働いている副交感神経の働きを抑えるために、首のあるポイントに鍼で刺激をします。
そうすることで交感神経が興奮し、副交感神経の働きが弱くなることで鼻粘膜血管が収縮し炎症が抑えられます。その結果、鼻水や鼻腔通気性を改善させることができます。
この方法は『星状神経節近傍刺鍼(せいじょうしんけいせつきんぼうししん)』といわれ、明治鍼灸大学と京都府立医科大学の共同研究によってその効果が証明されています。
この治療法はとても特殊なため、受けられる鍼灸院が限られています、ですので、もしこの治療法を受けたい場合は必ず「星状神経節(せいじょうしんけいせつ)の花粉症治療を行っていますか?」とお問い合わせください。
花粉症の症状が出る前、出てしまっても効果があります。
まとめ
これから花粉のシーズン、症状がひどくなってからだとアレルギー反応がおさまりづらくなります。ですので、飛散が始まる前から対策してみてはいかがでしょうか。
それでも花粉症の症状がつらくてお悩みであれば、すぐにご相談ください。
このブログが花粉症でお悩みの方のお役に立てれば幸いです。
柔道整復師・鍼灸師 山田祥二
やまだ鍼灸整骨院077-543-5033住所
〒520-2152
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