はじめに
以前患者さんより「腰痛に温湿布は効果があるんですか?」とご質問いただきました。
はじめまして。滋賀県大津市でやまだ鍼灸整骨院を開業しております山田祥二と申します。
患者さんに詳しくお話をお聞きすると、当院にお越しになる以前に腰痛改善のために温湿布を貼られていました。
ですが、あまり効果を感じられないどころか皮膚がかぶれてしまって大変だったとのこと。
そこで「腰痛に温湿布は効果があるの・・・?」と思われたとのこと。
もしかすると似たようなことを考えている方もおられるのかもしれませんね。
ですので今回、『腰痛に温湿布は効果があるのか?腰痛にオススメの温活方法』についてブログを書かせていただきました。
もしこちらをご覧のあなたが「温湿布って効果あるの?」と思われたならお役に立てるかもしれません。
ぜひお時間のある時にご覧いただければ幸いです。
腰痛に温湿布は効果があるのか?
いきなり結論から言いますと・・・
「ある程度の効果はある」です。
温湿布にはカプサイシンを含む成分が入っています。
それにより皮膚を刺激し、血流を促進させ筋肉の緊張をやわらげます。
ではどの程度まで効果があるのか?といえば深部の腰痛に対しての効果は微妙です。
「”温”湿布なので中まで温めてくれるんじゃないの?」と思いますよね。
実は、温湿布は”温”とついていますが体を温める効果はありません。
缶コーヒーに温湿布を貼ってもホットコーヒーにならないですよね。
”温”とついていますが、先述したカプサイシンによる皮膚への刺激のみになります。
では腰を温めるにはどうしたらいいんでしょうか?
そんな方に腰痛に効果的な温活グッズをご紹介します。
腰痛にオススメの温活方法
湯たんぽ
湯たんぽは体の芯までじんわりと温めてくれます。
お湯の温度は60〜80℃。体に当てる際には低温火傷防止のため、必ずカバーで包んでください。
同じ場所に長時間当て続けないようにしてください。
お灸
お灸の温熱効果は体の深部まで届きます。
ドラッグストアで売っていますが、セルフで行う際には火傷に注意してください。
※自身にされる場合は『火を使わないお灸』があるので、そちらがオススメです。
お灸をするときに必要なもの
・お灸
・ライター
・灰皿などの容器
手順1:お灸をシールからはがし、皮膚にしっかり押し付けます。
手順2:ライターで火をつけます。
手順3:筒が下まで燃え切ったところで1~2分待ちます。
手順3:やけどしないよう、台座を持って灰皿に入れます。
これを一日2回~3回行ってください。
お灸を行う際のポイント
容器にあらかじめ少量の水を入れておくと安全です。
お灸は皮膚にしっかりと押し付けてください。
お灸をしている時、熱さが強ければやけどの原因になるので外してください。
腹巻き
腹巻きは体を直接温めることはありませんが、冷えを予防することができます。
腹巻きをする際の注意点は、適切なサイズ選びです。サイズが小さければ腹部を圧迫して血流が悪くなってしまうので、少しゆとりのあるサイズにしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は『腰痛には温湿布が効果があるの?腰にオススメの温活方法』について書かせていただきました。
これから寒くなる時期、温活をしつつ腰痛を予防していきましょう!
温活を行っても腰に不安がある、腰痛がつらいとお悩みであれば、我慢せずに医療機関に受診・相談してください。
もし「どこに相談すればいいのかわからない」と不安であれば、当院でも承っておりまます。
ご相談・ご予約はお電話(0775435033)もしくは下記LINEから承っております。
この度のブログが腰痛でお悩みの方のお力になれれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
柔道整復師・鍼灸師 山田祥二
やまだ鍼灸整骨院077-543-5033住所
〒520-2152
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