はじめに
「スポーツをしていてモートン病になってしまった」
「少しずつ練習したいけれど、まだ不安がある」
「いいテーピングの方法はないのかな?」
そんな方にご覧いただきたいブログを書かせていただきました。
こんにちは、滋賀県大津市でやまだ鍼灸整骨院を開業しております山田祥二と申します。
スポーツをしていてモートン病になってしまった・・・。
徐々に良くなってきて、練習をしたいけれど違和感を覚えてしまい不安・・・そんな方にオススメのテーピングについてご紹介させたいただきます。
今回のテーピングはスポーツだけでなく、症状のきついモートン病についても効果的です。
ぜひお時間のある時にご覧ください。
モートン病について
モートン病とは、1876年にアメリカの外科医であるモートンさんが初めて報告した疾患です。
「なんでモートン病なんだろう?」って思ったら、人物名だったんですね。
実は、医学の世界では”人物名”がつけられていることが多いんです。
ちなみにモートン病はモートン神経腫(しんけいしゅ)とも言われます。
モートン病は歩きすぎたり、走りすぎたりすると足の裏にある神経が何度も踏み潰されて炎症を起こす疾患です。
神経が炎症を起こすと神経が伸びている指にしびれや痛みが出るんですね。
20〜50歳代の女性に多く、中指と薬指に症状が出やすいのが特徴です。
スポーツにおいてはランニングやジャンプ動作が多い種目によく見られる疾患です。
モートン病の症状
モートン病の症状は
・足の指のしびれ
・足の指の痛み
・違和感:感覚異常(鈍い感覚)
・重だるさ などがあります。
症状が悪化すると針を刺したような痛みや、足裏全体に広がるような痛みになることもあります。
歩いているだけで足がしびれたり痛んだり・・・想像するだけでつらいですよね。
一度モートン病を経験すると症状が良くなっても違和感を覚えてしまうことがあります。そして、違和感があることでスポーツの練習に戻る際に不安を感じることがあります。
そんな違和感をテーピングにより安定させることで、不安を安心に変えてくれる方法についてご紹介です。
モートン病に効果的なテーピング
今回は5cm幅のテーピングを使用します。
手順1:小指の外側の出っ張りからかかとまでの長さでカットします。
手順2:親指の内側の出っ張りからかかとの後ろ側までカットします。
手順3:手順1→手順2の順にテーピングを貼ります。
貼り付ける際、テーピングは軽く引っ張ってください。
手順4:足の左右の出っ張りの少し上の長さでカットします。
手順5:テーピングを少し強めに引っ張り、足の左右の出っ張を覆うように貼ります。
手順6:テーピングの端は引っ張らずに貼ります。
テーピングをする際のポイント
・テーピングは伸縮性のあるものを使ってください。(スポーツ用品店や薬局で販売されています)
・足の甲までテーピングを貼ってしまうと締め付けが強くなるので注意してください。
・テーピングの角を丸めると剥がれにくくなります。
・かゆみが出たら交換するか、時間を空けて貼りなおしてください。
もしお時間があれば、こちらも参考にしていただくとモートン病の改善に効果的です。
【ランニングしていたらモートン病になってしまった。モートン病を改善させるために効果的なストレッチ】
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回ご紹介させていただいたテーピングは練習する時だけでなく、日常でもあなたの足を守ってくれます。
ぜひ取り入れてみてください。
テーピングをすることで足のバランスが安定し、違和感を軽減してくれるはずです。
違和感が軽減されることで不安がやわらぎ、練習に専念することができます。
もしテーピングの貼り方がわかりづらければ、当院にご相談ください。
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テーピングをつけていても違和が強かったり、痛みがあれば無理をされないようにしてくださいね。
今回のテーピングがスポーツに復帰する方への一助になれば幸いです。
最後までご覧いただいた方のご健康を心より願っております。
ありがとうございました。
柔道整復師・鍼灸師 山田祥二
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