
はじめに
こちらをご覧のあなたはこんな症状でお悩みではありませんか?
・ひざの内側が痛くて走れない
・鵞足炎と診断されたけれどどうしていいのかわからない
・ストレッチやマッサージをしているけれど一向に良くならない など。
当院にお越しのランナーさんでも多い鵞足炎。
一度発症するとなかなか良くならずに走れないことも多く、マッサージや電気を当ててみても走るとすぐに痛みがぶり返してしまうことも。
「いつになったら走れるんだろう・・・」と気分が落ち込んでしまうこともあります。
実は以前、私も鵞足炎になりなかなか治らなくて走れない時期がありました。
数日や数週間なら我慢できますが、半年以上症状が変わらなかった時は本当に気分が落ち込みました。
もしかすると似たような症状でお悩みの方がおられるのではないかと思い、今回ブログを書かせていただきました。
もしご興味がございましたら、お時間のある時にご一読ください。
鵞足炎とは

鵞足炎とは太ももの上からひざにかけてくっついている3つの筋肉【縫工筋(ほうこうきん)、薄筋(はっきん)、半腱様筋(はんけんようきん)】がひざの付近で腱となりその腱が炎症を起こした状態です。
3つの腱が鶩(あひる)の足に見えることから鵞足と名付けられています。
ランニングなど”ひざの曲げ伸ばし”を繰り返す運動や日常の動作で発症します。
鵞足炎の症状

鵞足炎の主な症状は
・腫れ
・熱感
・押さえると痛む
・運動時の痛み などがあります。
症状が重くなるとじっとしている時や就寝中、寝返りした時にも痛みを感じます。
鵞足炎になる原因
鵞足炎になる原因はひざの使いすぎ(オーバーユース)によるものとされています。
使い過ぎにより炎症を起こす原因は
・筋肉の固さ
・筋力バランス
・姿勢の問題
・靴の問題 などがあります。
今回は様々な原因の中で、筋肉の固さとバランスを整えることで鵞足炎を改善させるためのセルフケアについてご紹介させていただきます。
ぜひお試しください。
鵞足炎を改善させるためのセルフケア
バランスディスク

バランスディスクに片足で立ちます。
最初は30秒キープできるように頑張りましょう。
左右の足で交互に行います。一日3〜5回がおすすめです。
はじめは転倒防止のため、壁や机などを持ってください。
バランスディスクを使うことで体幹のバランスが整っていきます。
体幹のバランスが整うことで、日常生活や運動時にひざへの負担が少なくなります。
ストレッチ
太もも前(大腿四頭筋)
手順1:伸ばしたい足の足首を持ちます

手順2:そのまま後ろに引っ張ります

手順3:太ももの前が伸びていることを感じたら30秒キープします
手順4:反対もおこないます
※片手でイスや机を持ってバランスを崩さないようにしてください
太もも裏(ハムストリングス)
手順1:伸ばしたい足を前にします

手順2:前にした足のひざの上に手を置きます

手順3:そのまま体を前に倒します

手順4:前足の太ももの裏が伸びていることを感じたら30秒キープします
手順5:反対もおこないます
太ももの内側(内転筋)

手順1:座った状態で両足裏をくっつけます
手順2:そのまま体を前に倒していきます
手順3:太ももの内側が伸びていることを感じたら30秒キープします
手順5:反対もおこないます
ストレッチをおこなう際のポイント
ストレッチをおこなう際には以下のポイントに注意してください。
・呼吸を止めない。
・ゆっくりした動きで行う。
・ストレッチをした際に強く痛みが出るようであれば中止する。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は鵞足炎に効果的なケアについてご紹介させていただきました。
できるようであれば明日からケアを取り入れてみてください。
ケアを継続することで鵞足炎の症状に変化が見られるはずです。
もし2週間ほど行っても症状に変化が見られない場合、体の使い方や左右のバランスの崩れなど他に原因があるかもしれません。
そんな時はお早めに医療機関、もしくは国家資格にある治療院にご相談ください。
当院でも鵞足炎の施術は行っております。
ご相談、ご予約はお電話(0775435033)もしくは下記LINE公式にてお問い合わせください。

今回のブログが鵞足炎でお悩みの方のお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
柔道整復師・鍼灸師 山田祥二
やまだ鍼灸整骨院077-543-5033住所
〒520-2152
滋賀県大津市月輪5丁目16-6
受付時間
月火木金 9:00~20:30
水土 9:00~13:30
日、祝 休診
コメント