
はじめに
こんにちは、滋賀県大津市でやまだ鍼灸整骨院を開業しております山田祥二と申します。
今回のブログは『股関節の痛み』でお越しいただいた患者さんが改善されたお話についてご紹介させていただきます。
当院にお越しの息子さんのご紹介でご来院されたHさん。
「股関節が痛くて歩きづらい」とお悩みでした。
股関節が痛くて歩きづらい・・・。
なんだか歩くのが億劫になってしまいそうですよね。
そんな患者さんがどうやって改善したのか。もしご興味がございましたらご覧ください。
半年前から痛み出してきた股関節

半年前から急に痛み出してきた股関節。
原因がわからず「何をしたんだろう?」と考えておられました。
1ヶ月経っても症状が変わらず医療機関へ。
結果は「異常なし」との診断。
湿布を出されていましたが、貼ってみてもイマイチ効果が実感できず、肌も荒れてしまったとのこと。
「何かしなければ」と思い、SNSやYoutubeで股関節を伸ばすストレッチをしてみるもあまり変化が見られず。
ストレッチを続けていると痛みとともにだるさまで出てきてしまったとのこと。
当院にお越しの時は「歩くのが億劫」とおっしゃられていました。
ストレッチをしたら股関節の痛みが悪化した?

ストレッチをしたら股関節の痛みだけでなくだるさまで出てきたとおっしゃられていた患者さん。
なぜそのようなことになってしまったのでしょうか?
実は、股関節の痛みは股関節の噛み合わせが関係していることが多いです。
股関節は骨盤の受け皿に大腿部の骨(骨頭:こっとう)がはまり込んでいる構造になっています。
股関節に痛みがある時はそれらがうまくかみ合っておらず、関節が不安定になり痛みを引き起こします。
当院では特に男性と比べると女性の方が関節の噛み合わせが不安定で股関節に痛みを訴えられる方が多いです。
※解剖学的に男性より女性の方が関節がやわらかいためではないかと考えます。
股関節が不安定になっている場合

・上向に寝転んだ時に痛い方のつま先が外側を向く
・ひざ胸につけようとしたり、内側に倒そうとすると股関節につまり感や痛みが出る などの症状があります。
股関節が「外に開きやすくなっている」状態です。
そこにさらに開くストレッチを加えることで痛みが悪化してしまうことがあります。
「股関節を開くストレッチはしない方がいいの?」と思われるかもしれません。
ストレッチ自体はいいのですが、症状によっては悪化してしまうパターンがあります。
今回のような股関節の痛みに関しては控えていただく方が無難かと思われます。
ですので、患者さんに関しては股関節を開くストレッチを控えていただき、セルフケアを取り入れていただきました。
患者さんの股関節の痛みが良くなったセルフケアとは
患者さんに行っていただいたセルフケア


手順1:痛みのある足のひざ裏にストレッチポールやマット、タオルと丸めたものを挟みます。
※ひざを立てすぎないようにしてください。
手順2:ひざの真ん中から動くように意識して、ゆっくり内側に倒していきます。
手順3:そのまま30秒キープします。
この運動を一日2回行っていただきました。
セルフケアを行う際の注意点
・勢いをつけない。
・力を入れ過ぎなない。
・リラックスした状態で行ってください。
・股関節やひざに痛みがあれば中止してください。なども意識していただくことで効果に違いが出ます。
ご紹介した患者さんは施術とともにセルフケアを一週間続けることで変化が見られました。
3回目(4週間後)にはだるさや痛みもほぼ感じなくなったとお喜びいただけました。
「普通に歩けるようになりました」とお聞きできて本当に嬉しかったです。
まとめ
今回は『股関節の痛みでお悩みの50代女性の患者さんが改善したお話』について書かせていただきました。
上記のような症状にはセルフケアで症状が改善してくることが多いです。
もし股関節の痛みでお悩みであれば、ぜひお試しください。
一週間ほど続けてみても「歩きづらい」「股関節いに痛みがある」ようであれば、もしかすると他に原因があるかもしれません。
そんな時はお近くの医療機関や治療院を受診してください。
当院でも施術は承っております。
お問い合わせはお電話(0775435033)もしくは下記LINEにてご連絡ください。

今回のブログで少しでも股関節の痛みから解放される方がおられることを願っております。
最後までご覧いただきありがとうございました。
柔道整復師・鍼灸師 山田祥二
やまだ鍼灸整骨院077-543-5033住所
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