毎年梅雨時にぎっくり腰になられていた患者さんがぎっくり腰にならずに夏を迎えられたお話

はじめに

こんにちは。滋賀県大津市でやまだ鍼灸整骨院を開業しております山田祥二です。

以前お越しの患者さんから、「毎年のように梅雨の時期にぎっくり腰を繰り返しています。どうしたらいいでしょうか?」とご相談をいただきました。

詳しくお話をお聞きすると3年ほど前から6〜7月にかけて毎年ぎっくり腰になるとのこと。

毎年ぎっくり腰になるって考えただけでおつらいと思います。

患者さんはぎっくり腰になると子どもも2人いるので家事ができずにつらいとお悩みでした。

そして毎年、「今年もぎっくり腰になるんだろうか・・・」という不安があったそうです。

今回は、そんな梅雨時のぎっくり腰でお悩みだった患者さんについて書かせていただきました。

こちらのブログでは

・ぎっくり腰とは?

毎年梅雨時に繰り返すぎっくり腰の原因

・ぎっくり腰の予防に効果的なケア についてご紹介しております。

もしご興味がございましたら、お時間のある時にご一読ください。

ぎっくり腰とは?

ぎっくり腰は急性腰痛(きゅうせいようつう)と呼ばれ、急激に発症する強い痛みを伴う腰痛のことです。

朝顔を洗う時や、物を持ち上げようとした時、体をひねった時に引き起こされることが多く、欧米では『魔女の一撃』と呼ばれ恐れられています。

ぎっくり腰を引き起こす原因は関節や筋肉ではないかと言われています。

毎年梅雨時に繰り返すぎっくり腰の原因

患者さんのお話を詳しくお聞きし、お体の状態を確認させていただきました。

すると・・・

・体に冷えを感じている

・常に背中の筋肉が緊張している ことがわかりました。

「体感では暑いのに、体に冷えを感じている」とおっしゃられていた患者さん。

理由は、梅雨の時期は湿度が高くても気温が低い日があります。

気温が低くても湿度が高いだけで「蒸し暑い」と感じます。そうなると薄着になってしまうので、体は冷えてしまうんですね。

特に梅雨の時期の朝夕は要注意です。

そしてもう一つが”反り腰”でした。

2023 New Year First Sale Banner Design Material

反り腰とは、骨盤が前に傾いて(前傾)いるため腰の反りが強くなってしまっている状態です。

腰が反っていると筋肉が緊張し続けているので、腰痛を引き起こします。

反り腰の特徴として、”お腹がぽっこりしてお尻が突き出た姿勢”になります。

患者さんにお体についてご説明して納得いただいてから施術を行いました。

施術に関しては体の冷えと背中に筋肉の緊張に鍼灸を、反り腰には整体にて体を整えさせていただき、反り腰になりづらいようにセルフケアをお伝えしました。

反り腰を改善させるためのセルフケア

ドローイン

手順1:ひざを立てて仰向けに寝ます。

手順2:手はお腹を触ります。

手順3:息を吸ってお腹を膨らませ、吐きながらお腹を凹ませていきます。腰は下に沈んでいくように意識しつつ、指先で腹筋が固くなっていることを感じましょう。

一連の動作を30秒かけておこなってください。

お尻上げプランク

手順1:うつ伏せに寝ます。

手順2:ひじを立てて体を持ち上げます。

手順3:腰を少し上に持ち上げて、お腹をへっこませます。

手順4:その状態で10秒キープします。

手順5:ゆっくり元の状態に戻していきます。

プランクを行う回数は一日5〜10回ほどにしてください。

セルフケアを行うときの注意点

・勢いをつけずにゆっくりした動作で行ってください。

・回数は人によって変わりますので、無理のない範囲で行なってください。

・腰の痛みが強くなるようであれば中止してください。

・動作を行うときは呼吸を止めないようにしてください。

腰の冷え対策

腹巻き

腹巻きは体を直接温めることはありませんが、冷えを予防することができます。

腹巻きをする際の注意点は、適切なサイズ選びです。サイズが小さければ腹部を圧迫して血流が悪くなってしまうので、少しゆとりのあるサイズにしてください。

お風呂に浸かる

38℃前後のお湯にゆっくり浸かることで。体の深部まで温めることができます。

入浴は15分以上がおすすめです。

患者さんにケアを行なっていただき、お身体のメンテナンスを月に一度行いました。

そうすることでその年はぎっくり腰にならずにお喜びいただけました。

今でもたまに腰痛を感じることがありますが、メンテナンスとセルフケアでほぼ快調とのことです。

まとめ

今回は『毎年梅雨時にぎっくり腰になられていた患者さんがぎっくり腰にならずに夏を迎えられたお話』について書かせていただきました。

もしこちらをご覧のあなたが、似たようなことでお悩みであれば一度お近くの医療機関や国家資格をお持ちの治療院を訪れてみてください。

症状を引き起こしている原因がわかるかもしれません。

もし「どこに相談していいかわからない」とお悩みであれば、当院でもご相談は受け付けております。

お問い合わせはお電話(0775435033)もしくは下記LINEにてご連絡ください。

友だち追加

今回のブログが皆様のお役に立てれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

柔道整復師・鍼灸師 山田祥二

やまだ鍼灸整骨院077-543-5033住所
〒520-2152
滋賀県大津市月輪5丁目16-6


受付時間
月火木金 9:00~20:30
水土   9:00~13:30
日、祝  休診

お問い合わせ
logo

〒520-2152
滋賀県大津市月輪5-16-6
TEL 077-543-5033
FAX 077-543-5033
受付時間 9:00~21:00
     月火木金
     9:00~13:30
     水土
     日、祝  休診

院長ブログ
やまだ鍼灸整骨院

コメント

PAGE TOP