
はじめに
こんにちは。滋賀県大津市でやまだ鍼灸整骨院を開業しております山田祥二です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
今、こちらをご覧のあなたは
「階段を上るとひざの下が痛い…」
「階段を下りる時にズキッとする…」
「しゃがむとひざ下が痛い…」
このようなお悩みはありませんか?
以前、患者さんより「階段の上り下りで右ひざの下が痛いんですけれど…」とご相談をいただくことがありました。
ひざの痛みはつらいですよね。階段の上り下りがしにくくなるだけでも、日常生活の負担は大きくなります。さらに痛みが強くなると、歩いている時にも痛みが出てしまうことがあります。
今回は、そんなひざ下の痛みについて原因と対策をわかりやすく解説していきます。
今回のブログでは
- 膝蓋靭帯炎とはどんな症状なのか
- 階段でひざ下が痛くなる原因
- 自宅でできる対策
- ひざの痛みを繰り返さないためのポイント
について書かせていただきました。
もしこちらをご覧のあなたが同じような症状でお悩みであれば、何かしらのお役に立てるかもしれません。
ご興味がございましたら、ぜひお時間のある時にご覧ください。
階段の上り下りでひざ下が痛くなる原因とは?
患者さんに詳しくお話をお聞きすると、1ヶ月以上前からひざの下に痛みが出てきたそうです。
特に、
- 階段を上る時
- 階段を下りる時
- しゃがむ時
- 長時間歩いた後
このような場面で痛みを感じやすいとのことでした。
ひざ下に痛みが出る原因はいくつかありますが、その中でもよく見られるものの一つに膝蓋靭帯炎(しつがいじんたいえん)があります。
膝蓋靭帯炎とは?
膝蓋靭帯炎とは、ひざのお皿である膝蓋骨のすぐ下にある膝蓋靭帯に負担がかかり、炎症を起こしてしまう状態です。
膝蓋靭帯は、ひざのお皿とすねの骨をつないでいる大切な組織です。
この膝蓋靭帯は、
- 歩く
- 階段を上る
- 階段を下りる
- しゃがむ
- 走る
- ジャンプする
などの動作に大きく関わっています。
そのため、繰り返し負担がかかることで炎症が起こりひざのお皿の下に痛みを感じるようになります。
スポーツをしている学生さんや階段の昇り降りが多い方、立ち仕事が多い方にもよく見られます。
膝蓋靭帯炎は「ジャンパー膝」と呼ばれることもあります。
ジャンプ動作の多いスポーツで起こりやすい症状ですが、日常生活の階段や歩き方のクセでも起こることがあります。
なぜ膝蓋靭帯炎になるの?
① 太ももの筋肉が硬くなっている
膝蓋靭帯は、太ももの前側にある筋肉大腿四頭筋(だいたいしとうきん)とつながっています。
この大腿四頭筋が硬くなると、膝蓋靭帯が常に引っ張られた状態になります。
その結果、ひざのお皿の下に負担がかかり痛みが出やすくなります。
特に、次のような方は注意が必要です。
- 長時間座りっぱなしの方
- 立ち仕事が多い方
- 運動後にストレッチをしない方
- ふだん歩く機会が少ない方
- 太ももの前側が張りやすい方
太ももの筋肉が硬くなると、ひざへの負担は思っている以上に大きくなります。
② 股関節や足首がうまく使えていない
本来、階段の上り下りでは、股関節・ひざ・足首がバランスよく働くことでスムーズに動くことができます。
しかし、股関節や足首の動きが悪くなるとその分ひざが余計に頑張らなければいけません。
例えば、
- 股関節がうまく曲がらない
- 足首が硬い
- ひざが内側に入りやすい
- 片足で立つとふらつきやすい
このような状態があると膝蓋靭帯に負担が集中しやすくなります。
③ 階段の上り方や歩き方のクセ
普段の身体の使い方も、ひざ下の痛みに関係します。
階段を上る時や下りる時に、
- ひざがつま先より大きく前に出る
- 上半身が前に倒れすぎる
- 足音がドスンと大きい
- ひざが内側に入る
- 内股やがに股で歩く
このようなクセがあると、膝蓋靭帯にかかる負担が増えてしまいます。
痛みは急に出てきたように感じても、実際には毎日の小さな負担の積み重ねで起こっていることも少なくありません。
膝蓋靭帯炎の主な症状
膝蓋靭帯炎では、次のような症状が見られます。
- ひざのお皿の下を押すと痛い
- 階段の上り下りで痛い
- しゃがむと痛い
- 立ち上がる時に痛い
- ランニングで痛い
- ジャンプで痛い
- 運動後にズキズキする
- 朝は軽いが夕方になると痛みが強くなる
軽い段階では「なんとなく痛いな…」という程度ですが、悪化すると日常生活の中でも痛みが続くようになります。ややこしいですよね。
放置すると慢性化することもあるため、早めのケアが大切です。
自宅でできる対策
① 痛みが強い時は無理をしない
痛みが強い時期に無理をすると、炎症が長引いてしまうことがあります。
スポーツをしている方であれば、一時的に練習量を減らすことも必要です。
日常生活でも、痛みが強い時は階段の昇り降りをできるだけ少なくして、ひざへの負担を減らしてあげましょう。
必要に応じて
- 氷で冷やす(アイシング)
- サポーターを使う
- テーピングで補助する
なども有効です。
注意点
強い痛みや腫れがある場合、無理なストレッチや運動は控えてください。痛みが続く場合は、早めに専門家へ相談することをおすすめします。
② 太ももの柔軟性を改善する
膝蓋靭帯への負担を減らすためには、太ももの前側にある大腿四頭筋の柔軟性を高めることが大切です。
おすすめは
- 太ももの前側のストレッチ
- 太ももの筋肉を軽くほぐす
- 股関節まわりをやさしく動かす
といった方法です。
特にお風呂上がりは身体が温まっているため、無理のない範囲でストレッチを行いやすいタイミングです。
ただし、痛みが強い場合は無理に伸ばさないようにしてください。
③ 股関節・足首・体幹の使い方を整える
膝蓋靭帯炎の原因は、ひざだけにあるとは限りません。
股関節や足首がうまく使えていないことで、結果的にひざへ負担が集中していることがあります。
そのため、
- 股関節の動きを良くする
- 足首を柔らかくする
- 体幹を安定させる
- ひざが内側に入らないようにする
- 歩き方や階段の上り方を見直す
といったアプローチが重要になります。
膝蓋靭帯炎は「ひざだけが悪い」わけではありません
「ひざの下が痛い」と聞くと、多くの方はひざそのものに問題があると思われます。
もちろん、痛みが出ている場所はひざです。
しかし実際には、ひざに負担が集中する身体の使い方や姿勢が原因になっているケースも少なくありません。
つまり、ひざの痛みは原因ではなく、身体からのサインであることが多いのです。
そのため、痛いところだけを揉んだり冷やしたりしても、一時的に楽になるだけで、また痛みが戻ってしまうことがあります。
本当に改善を目指すためには、
- 股関節
- 足首
- 骨盤
- 体幹
- 姿勢
- 歩き方
これらを総合的に確認することが大切です。
当院での考え方
やまだ鍼灸整骨院では、ひざ下の痛みに対して、痛みが出ている部分だけを見るのではなく、身体全体のバランスを確認します。
なぜひざに負担がかかっているのか。
股関節や足首の動きに問題はないか。
姿勢や歩き方のクセは関係していないか。
このような点を確認しながら、その方に合った施術を行っていきます。
ひざの痛みを一時的に楽にするだけでなく、できるだけ繰り返さない身体づくりを目指してサポートさせていただきます。
まとめ
階段の上り下りでひざの下が痛む場合、膝蓋靭帯炎が関係している可能性があります。
膝蓋靭帯炎は、
- 太ももの筋肉の硬さ
- 股関節や足首の動きの悪さ
- 階段の上り方や歩き方のクセ
- ひざに負担が集中する身体の使い方
などが関係して起こります。
そのため、ひざだけを見るのではなく、身体全体のバランスを整えることが大切です。
もし、あなたが今、
- 階段でひざ下が痛い
- しゃがむとズキッとする
- 歩く時にも違和感がある
- なかなかひざの痛みが良くならない
とお悩みであれば、早めの対策をおすすめします。
ひざの痛みでお悩みの方へ
ひざの痛みは我慢し続けると慢性化し、改善までに時間がかかることがあります。
階段の上り下りでひざ下に痛みがある方は、お気軽にやまだ鍼灸整骨院までご相談ください。
あなたのひざがまた自由に動けるように、全力でサポートさせていただきます。



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