肉離れの治療

今このページをご覧のあなたはこのようなことでお困りでしょうか。

「肉離れをしてしまってどうしていいかわからない」

「なかなか良くならずに動くのが不安になってしまった」

「同じ場所を何度も痛めてどうすればいいのかわからない」など。肉離れをすると、日常生活が不便になったりスポーツ活動ができなくなってしまいますね。動きたいのに動けないことににイライラされることもあるかもしれません。

今回は、実際に当院にお越しいただいていた肉離れでお困りの患者様からご要望があり、記事を書かせていただきました。肉離れは正しい処置や治療、リハビリを行うことにより、早期改善、再発防止が可能となります。

もし肉離れでお困りでしたら、この記事がお役に立つかもしれません。ぜひお時間のある時にご覧いただければ幸いです。

肉離れとは

肉離れとは、筋肉が切れて(断裂)しまうケガです。

急に筋肉や筋膜・健組織に部分断裂がおき、痛みのために動けなくなります。断裂に伴い内出血が生じることもあります。

スポーツにおいては太ももの後ろ(ハムストリングス)に一番多く、次いでふくらはぎ(下腿三頭筋)、太ももの前(大腿四頭筋)になります。

肉離れが起こる原因

ダッシュやジャンプなど急激に強い力が筋肉や筋膜・腱組織に加わった時に、その力に耐えきれずに切れてしまいます。多くはスポーツにより引き起こされ、瞬発的な動きに筋肉が対応できていないためです。

(サッカー、陸上競技、テニス、ラグビー、アメリカンフットボール、体操など)

肉離れを引き起こす原因として、内的要因と外的要因があります。

内的要因

運動前の準備不足・筋肉の疲労蓄積による柔軟性や弾力性の低下

外的要因

気象条件(寒さや湿度)・グラウンドや床面によるもの

肉離れの症状

・押さえると痛い

・ひきつるような痛みで運動や歩行ができなくなる

・腫れる

・内出血

肉離れはクセになる!?肉離れを繰り返す理由

「肉離れはクセになる」そうお聞きしたことはありませんか?

実は・・・筋肉は切れたところが、かさぶたになります。それが数か月かかって筋肉へと戻っていくため、適切なリハビリを行わないと治癒が遅れます。そのためリハビリを怠ってしまうと、ふとしたことで肉離れを再発してしまう恐れがあります。

リハビリでは、痛めてしまった筋肉だけでなく、その場所に負担がかかり続けている原因(ゆがみ)を見つける必要があります。ゆがみを整え、体の使い方を見直すだけでも再発を予防することもできます。

肉離れの応急処置

急なケガ(急性外傷)には「RICE処置」をご紹介します。

Rest(安静)

痛めたところは無理をせずに安静に保つことです。安静にすることで組織からの出血を抑えます。

Icing(冷却)

アイシングをすることで血管を収縮させ、内出血や腫れを最小限におさえます。そうすることで、治癒が早まります。(氷のうで20~30分を目安に何度かおこないます)

※湿布ではなく氷で行ってください。冷やしすぎは凍傷の原因となります。

Compression(圧迫)

内出血や腫れを最小限に抑えるためにテーピングや包帯などで圧迫を行います。内出血や腫れを早期に吸収させることもできます。

※圧迫が強いとコンパートメント症候群の原因になるので注意が必要です。しびれ(神経障害)や変色(血流障害)がおきたら緩めてください。

Elevation(挙上)

患部を心臓より高く上げます。これにより、過度の内出血を防ぐとともに、うっ滞した血液や組織液を排出させることができます。

RICE処置は怪我の治りを左右します。処置後はすみやかに受診してください。

当院の治療

肉離れの治療は初期では安静と固定をおこないます。当院では、さらに患部に鍼灸治療やマイクロカレントという特殊な電気をかけることにより、治癒を早めます。

固定においてはテーピングや包帯、バンテージなので安静状態を作ります。

肉離れは痛みが強いため、体がゆがんでしまうこともあります。ゆがみは他の部分に負担をかけ、新たな痛みを引き起こしまうため、整体にてゆがみを整え予防します。

当院では痛みが引いた後でのリハビリにも力を入れております。

私が責任をもって治療いたします

肉離れは正しい処置と治療・リハビリを行えば良くなります。それまでは私が責任をもってサポートさせていただきます。一日でも早く良くなって、再発の不安がなくなり充実した日々を送っていただければ幸いです。

もし肉離れでお困りであれば、一度、当院にご相談ください。

柔道整復師・鍼灸師 山田祥二