はじめに
こんにちは、滋賀県大津市月輪のやまだ鍼灸整骨院の山田祥二です。
ゴールデンウィークが終わり、普段の生活に戻られた方も多いのではないでしょうか。そんな中、当院では連休明けより体にだるさを感じたり、すぐに疲れやすくなってしまう、なかなか疲労が抜けないなどの症状でお悩みの方が増えました。
他にも胃や腸がおもだるい、スッキリしないと訴えられる方もおられました。
もしかするとこのような症状でお悩みの方がおられるのではないかと考え、今回ブログを書かせていただきました。
これらの症状、実は自律神経のみだれから引き起こされている場合が多いのです。ですので今回、そんな自律神経のみだれを整えるために効果的なお白湯についてご紹介したいと思います。
誰でも簡単に作れるお白湯。お白湯を飲むことで自律神経を整えて体の不調を解消しましょう。
ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。
お白湯とは
お白湯とは、一度水を沸騰させた後に50〜60℃まで冷ましたお湯のことです。
特に何かを入れているわけではありません。
お白湯が自律神経を整える
お白湯は自立神経を整えてくれます。「お白湯と自律神経って関係があるの?」と思われますよね。
実は自律神経は胃腸と深い関わりがあります。ですので、胃腸の働きを良くすると自律神経を整えることができます。
そこでお白湯の登場です。
お白湯を飲むことで胃腸が温まり、血流がよくなります。血流が良くなることでみだれてしまった自律神経の働きを整えることができます。自律神経が整うと、体の疲労が回復し安くなったり、胃腸の不調を改善することができます。
その他、お白湯の効果についてご覧ください。
お白湯の効果
1:便秘改善
お白湯には便秘を改善させる効果があります。お白湯を飲むことで胃腸の中が温まり血流が良くなります、血流が良くなると、胃腸の活発になり便秘の解消につながります。お白湯を飲むことで水分不足からくる便秘にも効果があります。
2:安眠効果
寝る前にお白湯を飲むことで、胃腸が温まります。胃腸が温まると体全体がリラックスするので、よく眠れるようになります。寝入りが良くなかったり、寝ていてもすぐに起きてしまうような方の場合はお白湯をオススメします。
ゆっくり眠れるようになると、疲労回復にもつながります。
3:肩こりや腰痛の症状をやわらげる
肩こりや腰痛の原因の多くは筋肉のこわばりです。筋肉がこわばると血流も悪くなり、さらに肩こりや腰痛を悪化させます。そんな悪循環をお白湯が断ち切ってくれます。
お白湯を飲むと、体の血流がよくなります。血流が良くなることで筋肉がやわらかくなり、肩こりや腰痛をやわらげることもできます。
体の筋肉がやわらかくなると、疲れにくくなったり、疲労の回復が早くなります。
5:基礎代謝アップ
お白湯は胃腸を温めてくれます。胃腸の中の温度が1℃上がると。基礎代謝が10%程度上昇すると言われています。
基礎代謝がアップすることで体の免疫系が活発になり、免疫力がアップします。免疫力がアップすることで、風邪をひいたり体調を崩すリスクを減らすことができます。
お白湯の温度と作り方
前述しましたが、お白湯の温度は50〜60℃がおすすめです。
おさゆの作り方は、水の状態から一度沸騰させます。沸騰した後、そのまま50〜60℃になるまで冷まします。
50〜60℃は口に含むと少し熱いと感じる温度。飲み込むと胃のなかで温かく感じます。
温度が高すぎると火傷の原因になりますので、口に含む際にはご注意ください。
お白湯の量
一日に飲むお白湯の量は600〜800mlが理想です。
これを朝昼晩と飲む場合、1回につき200〜250mlを目安にしてみてください。
お白湯を朝昼晩に飲むとこんな効果があります。
朝
朝にお白湯を飲むことで、基礎代謝が上がります。基礎代謝が上がることで1日のスイッチがオンになり、体が動きやすくなります。
夜中に失われた水分も補給することができるのでオススメです。
昼
食前30分ほど前にお白湯を飲むことで、胃腸の働きが活発になり消化吸収をスムーズに行うことができます。
食後に飲む場合は、胃腸が落ち着いた30分後を目安に飲んでください。
夜
寝る30分以上前にお白湯を飲みます。そうすることで、自律神経がリラックスする方に切り替わるのでゆっくり眠りにつくことができます。
寝る直前や、お白湯の量が多いと夜中にトイレに目覚めてしまうことがあります。その場合は時間、量を調整してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はゴールデンウィーク後の体の不調をお白湯で解消する方法について書かせていただきました。
お白湯を試してみても体がスッキリしない、変化が見られない場合は原因が他にあるのかもしれません。そんな時は我慢せす、早めに医療機関の受診をおすすめします。
どこにも行きづらい、行っていいのかわからない場合はご相談ください。
最後に、このブログが体の不調でお悩みの方のお役に立てれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。
柔道整復師・鍼灸師 山田祥二
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