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寒暖差での自律神経の乱れによる体調不良を防ぐ3つのポイント

院長ブログ

はじめに

最近患者様より「最近なんか体調がすぐれない、ずっと倦怠感がある」「寝ても寝ても眠たくて、体がしんどい」などのお悩みをお聞きするようになりました。

こんにちは、滋賀県大津市のやまだ鍼灸整骨院の山田祥二です。

今こちらをご覧の方も、そんなお体の不調でお悩みなのでしょうか?

検査をしても原因がわからず、どうすればいいのかとお悩みなのかもしれません。

この時期の体調不良、検査しても異常がなくて、それでも体がだるい、倦怠感を感じられているなら『寒暖差による自律神経の乱れ』が原因かもしれません。

ですので今回、自律神経の乱れる原因と、自律神経の乱れによる体調不良を改善させるための3つのポイントについて書かせていただきました。

もしお体の不調でお悩みであれば、ぜひお時間のある時に最後までご覧ください。

寒暖差で自律神経が乱れる原因

寒暖差で自律神経が乱れる原因、それは自律神経が主に体温調節を担っていて、寒暖差が大きくなることで自律神経に負担がかかってしまうからです。

私たちの体の温度調節は自律神経が行っています。自律神経は交感神経と副交感神経があり、それら二つがスイッチのように切り替わることで体温のバランスを保っています。

交感神経と副交感神経の働きと寒暖差の関係について見てみましょう。

気温が低い場合

気温が低くなると交感神経が活発になり、血管を収縮させて末梢部(手足など)の血流を減らし、体の核心部(心臓や内臓)の血流を維持しようとします。これにより、体表面の温度を下げ、体内の温かさを保つためのエネルギー消費を抑えます。

体の中心の体温を維持する目的で脂肪組織を刺激して脂肪を分解し、体温を上げるためのエネルギー源として利用します。これにより、基礎代謝を上げ熱を生みます。

その他、交感神経は体毛を逆立てることで皮膚表面から熱が逃げるのを防ごうとします。

気温が高くなると

気温が高くなると副交感神経が活発になり、血管を拡張させて体表面の血流を増加させます。このことで体熱を外に逃がし、体内の温度を下げます。

その他、副交感神経は汗腺を刺激して汗を分泌し、蒸発冷却を促進したり、心拍数を下げることで体温の上昇をやわらげ体を冷やすことで心臓への負担を減らします。

このように、気温の変動に合わせて自律神経は常に切り替わっています。

そして、温度差が7℃以上になると交感神経と副交感神経のスイッチを何度も切り替えなければならないため、体が疲れてしまいます。その結果体にさまざまな不調が現れます。

自律神経が乱れた時に出る症状

・全身倦怠感

・頭痛

・めまい

・イライラ

・胃腸の不調

・不眠症

・首こり、肩こり

・腰痛 などの症状が現れます。

冒頭の患者様のお悩み「最近なんか体調がすぐれない、ずっと倦怠感がある」「寝ても寝ても眠たくて、体がしんどい」もこれらの症状に当てはまりますね。

普段から上記のような症状がある場合は、自律神経の乱れによって、これらの症状が悪化したり他の症状が現れることがあります。

寒暖差での自律神経の乱れによる体調不良をふせぐ3つのポイント

1:お風呂にゆっくり浸かる

お風呂にゆっくり浸かることで体の深部の体温を上げることができ、結果気温が下がったとしても交感神経と副交感神経のスイッチを過度に切り替える必要がなくなるため体への負担が少なくなります。

お風呂は38〜41℃で15分以上、首まで浸かると効果的です。

2:睡眠をしっかりとる

睡眠をしっかりとることで自律神経の疲労を回復させることができます。反対に睡眠不足になると自律神経のスイッチがうまく切り替えられなくなり、バランスが乱れやすくなるため、週に2〜3回は早く寝る日を設けてみてはいかがでしょうか。

3:適度な運動

ウォーキングやストレッチをすることで、体の深部の体温を上げることができます。その結果、交感神経と副交感神経のスイッチを過度に切り替える必要がなくなるため体への負担が少なくなります。

ウォーキングの場合、15〜30分がおすすめです。

外で運動を行う際は衣服に気をつけて、体を冷やさないようにしてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は寒暖差での自律神経の乱れによる体調不良を防ぐ3つのポイントについてご紹介させていただきました。

もし倦怠感や体がしんどいなどの体調不良でお悩みであれば、まず3つのポイントのどれかを一週間試してみてください。それでも一向に調子が良くならなければ他に原因があるかもしれません。

そんな時は我慢せず、すぐに医療機関を受診してみてください。

当院でもお体の不調に関してのご相談やご予約を承っております。もし「どこに行けばいいのかわからない」とお悩みであればご連絡ください。

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今回のブログが体調不良でお悩みの方のお役に立てれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

柔道整復師・鍼灸師 山田祥二

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