はじめに
こちらをご覧のあなたは、指が痛くなって病院で「ヘバーデン結節ですね」と診断されたのでしょうか。
もしかするとヘバーデン結節と診断されて「手を使わないでください」と言われ、様子を見ていても指が腫れて痛いままでお悩みなのかもしれません。
当院でもそんなヘバーデン結節の痛みで「どうすればいいのかわからない」と悩んで来られる方もおられます。そんな方の多くは指の痛みと変形への不安を抱えておられます。
ですので今回、ヘバーデン結節でお悩みの方のお役に立てればと思いブログを書かせていただきました。
もし同じような症状でお悩みであれば、このブログがお役に立てるかもしれません。
ぜひお時間のある時にご覧いただければ幸いです。
ヘバーデン結節とは
ヘバーデン結節とは、手先の指の関節にできる変形のことです。変形中は関節の周囲に炎症が起こり、痛みと腫れを伴います。
主に中指や人差し指が多いのですが、他の指にも発生することがあります。
炎症があり変形している時は痛みを伴いますが、変形しきってしまえば痛みがおさまることもあります。ですが変形は治りません。
ですので、指の関節が痛くなったりヘバーデン結節と診断されれば、早めに対処することをオススメします。
ヘバーデン結節の原因
・加齢
加齢に伴い、関節の組織が劣化し、変形が生じます。特にヘバーデン結節は50歳以上の方によく見られます。
・遺伝的
ヘバーデン結節は家族内での発症がよくみられることから、遺伝的な要素が関与しているのではないかと言われています。
・指の使いすぎ
指の関節を長期間にわたって頻繁に使用したり、重い物を持ち上げるなどの負荷がかかる作業を行ったりすることは、ヘバーデン結節の発症リスクを高めることがあります。
・他の疾患の影響
関節炎や関節痛を引き起こす疾患(例:関節リウマチ)が存在する場合、それがヘバーデン結節の原因となることもあります。
以上が原因”ではないか”と言われていますが、実ははっきりしたことはわかっていません。
ヘバーデン結節の症状
ヘバーデン結節には、以下のような症状が現れることがあります。
・指の痛み
・指の変形
・指の関節部分のこわばり
・指の関節部分の腫れ などがあります。
ヘバーデン結節にはお灸が効果的?
ヘバーデン結節にお灸をすることで、血行の促進と代謝が改善されます。それにより関節部に酸素や栄養が行き渡り、炎症や変形をやわらげます。
痛みに関しても、お灸をすることで温熱刺激が加わり、炎症が緩和されることで痛みを引き起こしている神経への刺激がやわらぎ痛みを軽減することができます。
ヘバーデン結節に効果的なお灸とテーピングのやり方
お灸
必要なもの
・お灸
・ライター
・灰皿などの容器
手順1:お灸をシールからはがし、指にしっかり押し付けます。
手順2:ライターで火をつけます。
手順3:筒が下まで燃え切ったところで1〜2分待ちます。
手順3:やけどしないよう、台座を持って灰皿に入れます。
これを毎日2回〜3回行ってください。
お灸を行う際のポイント
容器にあらかじめ少量の水を入れておくと安全です。
お灸は指にしっかりと押し付けてください。
お灸をしている時、熱さが強ければやけどの原因になるので外してください。
テーピング
伸縮性のテーピングを使います。
幅1㎝、長さ6㎝に切ったテーピングを痛みのあるところを中心に巻きます。
この時、テーピングは引っ張らないようにしてください。
まとめ
今回はヘバーデン結節に効果的なお灸とテーピングについて書かせていただきました。
へバーデン結節の症状をやわらげるためには少し時間がかかります。ですが、お灸とテーピングを続けることで症状に変化が現れるはずです。
ですので、まずセルフケアを試してみてください。2〜3週間ほど続けてみて症状が変わらないようであれば、他に原因があるかもしれません。
そんな時はご相談ください。
公式LINEでもご予約、ご相談を承っております。
この度のブログがヘバーデン結節でお悩みの方のお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
柔道整復師・鍼灸師 山田祥二
やまだ鍼灸整骨院077-543-5033住所
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