夏になるまでに知っておきたい熱中症の初期症状と水分補給のコツについて

院長ブログ

はじめに

こんにちは、滋賀県大津市でやまだ鍼灸整骨院を開業しております山田祥二です。

ゴールデンウィークも終わり、これから夏に向けて季節が進みますね。最近は寒暖差が大きく、日中は30℃近くになるところもちらほら見受けられます。

これからの時期、外出する際に気をつけたいのが熱中症になります。

先日も「これから梅雨にかけて気温が上昇するので熱中症になる危険性があるので注意してください」とのニュースがありました。

ではどんなことに注意すればいいのでしょうか?

実は、熱中症で注意すべきことは熱中症になっているかどうかの初期症状を知ることです。そしてもう一つ、熱中症にならないための水分補給も大切になります。

ですので今回は「夏になるまでに知っておきたい熱中症の初期症状と水分補給のコツ」についてブログを書かせていただきました。

あらかじめ熱中症の初期症状と水分補給に対する知識を知っておくことで熱中症を悪化させない、もしくは熱中症自体を防ぐことができますので、ぜひお時間のある時にご覧いただければ幸いです。

熱中症について

熱中症とは体が過度の熱にさらされた時に体温調整が上手くいかずに体から熱を放出できなくなり、めまいや吐き気、意識障害などを引き起こす症状のことをいいます。

熱中症の危険性

熱中症は頭痛や立ちくらみなど軽度のものであればいいのですが、重症化すると体温が極端に上昇(40℃以上)し、体の筋肉が痙攣したり意識を失ったりすることがあります。

怖いですよね。

ですので、熱中症の初期症状を知ることと、普段からの水分補給に気を遣うことで熱中症を予防したり、悪化させないように心がけましょう。

熱中症の初期症状

熱中症の初期症状には主に以下のようなものがあります。

・頭痛

・めまい

・立ちくらみ

・倦怠感 などです。

頭痛やめまい、立ちくらみは軽度であれば「あれ?なんかおかしいかな?」程度で放置してしまうこともしばしば。しかしそのまま放置することで症状が悪化してしまうことがあります。ですので、これからの季節、少しでも体に違和感を感じたら「熱中症かな?」と注意してみてください。

また、人によっては普段から頭痛やめまいなどの症状を持たれている方もおられるかもしれません。そんな時は、「いつもと頭痛の出ている場所が同じか?」「めまいの頻度(感覚)がいつもと違うか?」を意識してみてください。そうすることで熱中症のサインに気づくことができるはずです。

水分補給のコツ

水分補給のコツは

・こまめな水分補給:成人の場合、夏場の1日の水分摂取量は2Lくらいが目安とされています。ですが一度にたくさんの水分摂取をすると体調を崩してしまいます。ですので、水分の補給はこまめに行うことが熱中症の予防に効果的です。

1〜2時間くらいの間隔でコップ一杯(150〜200mL)の水分補給が良いとされています。

「のどが渇いた」と感じた時点ですでに脱水状態が始まっているので、そうならないようなるべくこまめに水分補給しましょう。

外出の際にはペットボトルなどを持ち歩くと安心です。

・電解質(塩分やミネラル)の補充:汗と共に失われる電解質(塩分やミネラル)を補うことも熱中症を予防する上で大切です。電解質はスポーツドリンクや経口補水液に含まれているので、夏場活動する際には適宜利用してみてください。

・飲み物の種類:カフェインの入っているコーヒーやお茶、ビールなどのアルコールは利尿作用があるので注意が必要です。

糖分の多いジュースも急激に血糖値が上昇し、のどの渇きを感じてしまうので気をつけてください。

飲み物の選び方に関しては、こちらのブログも参考にしていただければと思います。

もし熱中症になってしまったら

もし熱中症になってしまった場合、立ちくらみや顔のほてりなど軽度の症状であれば、日陰やクーラーの効いた部屋など涼しい場所で休憩することで回復します。

ですが、休憩してもなかなか回復しない場合は速やかに医療機関を受診してください。

特に意識障害や自力で水分を補給できない場合は要注意です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は「夏になるまでに知っておきたい熱中症の初期症状と水分補給のコツ」について書かせていただきました。

これから夏が近づくにつれて暑くなってきます。ですので、早めに熱中症について知ることで症状を見極め、対策することができます。

ですが、どれだけ対策しても熱中症になってしまうことがあります.

そんな時は無理をせず、速やかに医療機関を受診してください。

今回のブログがお役に立てれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。

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